
ここでは、着色の前に行うべき線画のレイヤー化の処理は説明しない。 線画のレイヤー化は、CG着色メモ(セル塗り風 2:線画処理)で説明している。
肌の色を乗せるレイヤーを作成、肌の色を塗りつぶす。
肌の色をぬりつぶしたら、影の色を乗せるレイヤーを作成、肌の色と影の色を乗せるレイヤーをリンクする。リンクしたレイヤーはさらにグループ化する。そうすれば影の色が肌の色を乗せている部分からはみださないのだ。
肌に影をつけるとき、ブラシツールを使うので、ツールパレットからブラシを選び、カスタマイズする。私はフェードを100段階に設定している。
(ここではフリーのPhotoshopブラシプラグイン、まるたぁ水彩ブラシをダウンロードして使っている。)
(ついでに、ブラシパレットで選んだブラシの絵をダブルクリックして「ペイントの間隔」の値をデフォルトよりも小さくしている。)
同じように消しゴムツールもカスタマイズする。私は消しゴムツールをエアブラシ属性にし、フェードを50段階にしている。
基本的に、影をつける時は、ブラシツールで大まかに色を塗って、こまかいところを消しゴムツールで修正していく方法をとる。
影を塗るときは、レイヤーを何枚か重ねて、次第に色を濃くして塗ってゆく。私は彩度を20ずつ上げるか、明度を20ずつ下げるかして影の色を決めている。
髪の毛の塗り方は、写真屋の手先というサイトの、マウスで筆タッチ(指先ツール)に詳しい説明がある。
私の場合は、髪の毛の色を乗せたレイヤーの上に、影の色を乗せるレイヤーを作成、リンクのグループ化を行い、エアブラシで塗り、指先ツールで影の色を伸ばして髪の毛のすじのような見た目を作っている。
肌に着色したときと同じように、まず服の色を乗せるレイヤーを作成、服の色を塗ったあと、影の色を乗せるレイヤーを作成、レイヤーのモードを乗算にして、リンクのグループ化を行い影部分を塗る。
影の色を塗り終わったら、服の場合はフィルタ機能を使う。 まず服の色のレイヤーをレイヤーパレットで選択し、【フィルタ】→【テクスチャ】→【テクスチャライザ】でカンバスを選択、布のような模様をつける。
布のような模様がついたら、こんどはその模様をぼかす。 【フィルタ】 →【ぼかし】→【ぼかし(ガウス)】でできる。
「CG着色メモ」なる当サイトのコンテンツで、水彩風の塗り方なるものを紹介しているが、これ、水彩ではないですね。しまった。あえていうならば、筆タッチ風というべきか。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se245970.html
でPhotoshopプラグインの「まるたぁ水彩ブラシ」をダウンロードして、
ブラシ・消しゴムツールのカスタマイズで紹介しているやりかたでカスタマイズして濃くしたいところを適度に重ね塗りしたほうがよほど水彩らしくなる。わざわざレイヤーに地となる色を塗ってパーツ分けする必要もなさそうだ。
ちなみに、上記の水彩風塗りの画像の全体像は以下のとおり。背景を水彩風塗りにしている。人物はセル画塗りっぽくしてある。
最終更新日:2004年7月13日
Webmaster Yuri